私がカナダから日本に輸出をしておりますオカナガン産ワインをお取り扱いいただいておりますお店様、法人様は非常に少ないのですが、オカナガン産ワインは超地産地消のため、日本への輸出枠がとても少なく希少です。
そのオカナガンワインを大切に扱って下さっておりますお取引先様に改めてお礼を申し上げます。
◆ お取引先様一覧 (敬称略)
小田急百貨店新宿店 〒160-8001東京都新宿区西新宿1-1-3 03-5325-2346 | ||||
代官山蔦屋書店 アンジン 〒150-0033東京都渋谷区猿楽町16-15 代官山Tサイト 03-3770-2525 | ||||
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ido bistro 〒162-0061 東京都新宿区市谷柳町20 03-5946-8918 | ||||
やんちゃ亭 〒390-0811長野県松本市中央2丁目7-20 0263-36-4036 | ||||
ホテルニューオータニ大阪 鉄板焼けやき 〒540-8578大阪市中央区城見1-4-1 06-6949-3228 | ||||
coffee&wine standard coffee lab. 〒060-0063北海道札幌市中央区南3条西7丁目7-4 011-211-6706 |
東京・高田馬場にあるフレンチの名店ラミティエの オーナー宮下清志シェフがオカナガンワインに惚れ込みました!
「一度は行ってみたい」
「人気がありすぎて予約が取れない」
そうした高い評価のお店として有名な東京・高田馬場の名店「ラミティエ」のオーナー宮下清志シェフは長年フランスで修行をされたことで料理はもちろんです が、ワイン通としても有名です。
その宮下オーナーシェフが、私共のオカナガンワインを試飲されたのは2017年1月末から2月にかけてのことでした。
これには少々驚きのストーリーがありますので、皆様にご紹介させて頂きます。
私(滝澤)は、1999年にオカナガンワインの産地であるカナダBC州ケロウナ市に移住しまして、当地産のワインを日本に輸出し販売するビジネスを立ち上 げ、このワインビジネスを2000年の春から続けさせて頂いております。
これまでに数々のレストランやホテル、飲食店にサンプルをお送りし試飲してもらっていましたが、そのほとんどが粗雑に扱われてきました。
中にはあたかも取り引きをしてあげるという風を臭わせながら、サンプルで送った現物のワインを試飲もせずに、そのままお客さんに売っているお店も多々あり ました。
仕入れ値ゼロのワインをお客さんに売る事で利益を得ようとするのが、今の日本の飲食店の詐欺と言っても良いくらいのヒドい実態なんだ、ということが良くわか りましたので、私は飲食店相手の営業は一切行なわないことにしていました。
ところが、あるご縁から宮下清志シェフに私共のオカナガンワインを試飲して頂くことになりました。
正直、その時点での私は何も期待してませんでした。そしてオカナガンワインを1本ずつお送りしました。
約2週間ほど、まったく連絡がありませんでした。
連絡が無いのは普通です。過去、試飲用ワインをお送りしたレストランから感想を頂いた事は一度も有りませんでしたから、何らの不思議もありません。
ところが、とつぜん宮下清志シェフから連絡を頂きました。
「ワインがとても素晴らしい!」
とのご感想で、実に細かい感想を頂戴しました。ビックリしました。これまでに無い経験です。
ちょうど私は日本出張中だったこともあり、空いた時間に宮下清志シェフを尋ねました。
仏様のような穏やかな表情の宮下清志シェフは、丁寧に対応して下さり、オカナガンワインを採用したい!とおっしゃって下さいました。
そして、宮下清志シェフのお話をお聞きして、私はビックリ仰天!目から鱗とはこのことです。
宮下シェフが述べて下さったワインに対する感想の一部をご紹介します。
■ 白ワイン・ゲベルツトラミネールについて
初日からしっかり「開いて」いる。2日目にはさらに華やかに「開き」、3日目には完全に「開く」。そのまま萎むことなく、7日目まで「開きっぱなし」の状 態が続く。本当に「強者のワイン」。
■ 赤ワイン・ガメイノアールについて
宮下清志シェフが探し求めていた本物のガメイノアール。ボジョレーヌーボによって悪いイメージがついてしまったガメイノアールだが、本物のガメイノアール は世界的にも高価で手が届かない。このガメイノアールの上質な出来でこの価格は驚き。
現在、東京都内(おそらく日本国内でも)で本物のガメイノアールをグラスワインとしてメニューにしているお店は皆無の状態。
3日目の「開き」が最高に素晴らしい。
宮下清志シェフのお話を聞いてビックリしました。
長年、オカナガンワインを専門にしている私ですが、即座に返答できませんでした。まさに(;汗)ってヤツです。
宮下清志シェフは、お送りしたサンプルのワインを丁寧に1日〜7日間かけて試飲を繰り返しながら、ご自身の料理との相性を丹念に調べて下さっていたので す。
私はこれだけで感動モノでしたので、お礼を申し上げて立ち去ろうとしましたら、
「うちの店でオカナガンワインを採用させてください」
と宮下清志シェフがおっしゃるではありませんか!
腰が抜けるほど驚きました。
そして、、、
翌週からラミティエさんにて、私共のオカナガンワインがグラスワインにてメニューに載ることになりました。
どうしてラミティエが人気があるのか?
どうしてラミティエの料理は美味しいのか?
サンプルのワインに対してですら、あそこまで探究心を込めて試飲して下さる宮下清志シェフですから、
お客様に提供されるお料理に対しても妥協を許さない気持ちで作られるのでしょう。
なるほど!と深く納得しました。
宮下清志シェフが最高の状態(開いている)で準備されたオカナガンワインを、グラスワインとしてお料理と一緒に楽しめることになりました!
ラミティエの予約は1ヶ月~2ヶ月前からでないと取れませんが、一生に一度は行く価値のあるお店です。
2017年2月12日にラミティエにて食させて頂いたランチ メニュー
東京都新宿区高田馬場2丁目9-12 柴原ビル
03-5272-5010